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ノルウェーに来てまで勉強している、環境科学のおもしろさ

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 ノルウェーに留学した目的の一つに、学部の頃に勉強してきた微生物や水質などの環境科学を学びたいというのがあります。

 僕にとって環境科学は面白い分野であると同時に、とても有意義なことであると感じたからです。

 そこで今回は僕が専攻している環境科学について紹介したいと思います。

 中には他の分野に通じる内容もあるため、これから紹介する内容全てが環境科学だけにあるわけでもありません。他の専攻でも共通して感じる点も多いと思います。

 あくまでも一個人の意見として参考にしてもらえれば嬉しいです。



1.ミクロ・マクロ的視野で勉強できる
  
 環境科学には地球や宇宙といった大きな次元の研究をしている分野がある一方で、微生物や空気中の微粒子のような目に見えない小さなものを研究する分野まで幅広く存在しています。

 僕は大学生の頃に微生物の研究をしていました。クロレラという藻類を様々な条件下で培養し、その際の光合成活性を測定しました。どんな条件下で光合成を良くするのかを測定することで、微生物燃料電池に応用できるのではないかと期待しながら取り組みました。とても充実した研究が出来たと思います。

 ちなみに微生物燃料電池は地中の有機物と水中の微生物による酸化還元反応を通して電力を生み出す電池のことを言います。従来の化石燃料とは違い、二酸化炭素などの温暖化ガスを排出せず、水質も浄化することが出来るという報告も挙げられています。僕にとって、とても魅力的に感じました。

 僕のように小さなものを扱う分野もあれば、天気の様子や宇宙、地層について研究する分野もあるなどかなり幅広いです。

 そのため、フィールドワークもたくさんあって楽しいです。僕の場合、大学生の頃に月に一回、大学の近くにある池の水質を調査していました。季節によって水質が変化していることを実際に自分たちで確かめるのが面白かったです。

 このように大きなものから小さなものまで幅広く学び、地球や宇宙の成り立ちを知ることが出来るのでとても面白いです。




2.自然のメカニズムを知ることが出来る

 1.で説明しましたように、環境科学ではミクロ・マクロ的な視野で勉強することが出来ます。もちろん他分野でも共通する点はあります。

 そのため、環境科学の研究には生物、物理、化学、地学、数学といった分野を総合的に勉強することが出来ます。

 水質調査では適切な試薬を扱うことによって分析をすることが出来ます。これは科学の知識が必要になります。

 また、微生物の研究では微生物の生態、代謝のメカニズムなどを知る必要があるため生物的な知識も必要になります。

 他にも水の流れを知る上で物理の知識が必要になるなど、多くの知識が必要になります。そのため、自然のメカニズムに興味を持っている人にはピッタリな分野だと思います。

3.社会的ニーズ

 昨今では原発問題や地球温暖化などの環境問題が取り上げられています。そのため持続可能エネルギーの開発など、環境科学の分野が注目されることが多くなっていると思います。

 政党公約の中にも環境問題を意識した政策を掲げている政党が国内外問わずに存在しています。

 今後もますます注目を浴びる分野になるのではないかと思います。

 以上のように環境科学はとても面白い分野だと感じています。

 ノルウェーでも人々の生活と自然の関わりが深いので環境問題への意識が高いと思います。そして、環境科学の研究も面白い研究がたくさんされています。

 これから研究生活が徐々に始まっていきますが、たくさん勉強できるのを楽しみにしています。



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