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ノルウェーと日本の就職活動の違い

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今週は僕の学校で就職活動のセミナーが開かれていました。

セミナーには地方自治体より講師を招いたり、ベンチャー企業の担当者が来たりして盛り上がっていました。

私は地方自治体の講師がレクチャーして下さったセミナーに参加しました。

しかし、

全部ノルウェー語でほとんど理解できませんでした。笑

もとから理解できるとは鼻から思っていなかったのです。

僕の目的はそこで資料をもらって、後から訳しながら学ぼうと思っていました。

休憩時間に僕はノルウェー語が分からない留学生の友達と抜けました。笑

今回はこの就活セミナーなどのイベントが行われている期間、どのような雰囲気だったのか、どのようなことが講義されていたのかをざっくりとご紹介したいと思います。

1.服装

日本の就活イベントではリクルートスーツに革のバックを携えていく印象が多いと思います。

昨今ではクールビズ推奨で少しラフな格好で行ってもいい会社もありますが、ほとんどの場合はスーツ等の正装でいくのが一般的です。

僕が通うノルウェーの学校で開かれたセミナーでは、誰もスーツを着ていませんでした。

学生はおろか、スタッフでさえもカジュアルフォーマルと言った形のラフな服装でした。

講師の方は赤いカッターシャツに黒のカーディガン、黒のパンツを履いていました。

日本の就職活動時のような、カチッとした印象はありませんでした。

日本での就職活動もかじったことのある僕もこの日は寒かったので、ブーツにジーパン、青いカジュアルカッターシャツにコートを羽織っていきました。

寒さには勝てない。。。

そして何よりも地面が凍っていることも珍しくないため、安全のためにも足元はスノーブーツやアイゼンの装着をしないといけません。

気候の違いも就活スタイルを変化させていると考えられます。

2.自己分析

もらった資料を確認してみますと、はじめに自分が持っているスキルを確認するチェック項目がありました。

そこにはコミュニケーション能力、交流スキル、問題解決能力、リーダーシップ、計画力、学習能力、技術、自己管理能力という項目についてチェックしていきました。

チェック項目を通して自分の特徴を理解しようというのが目的のようです。

そして次に自分のアイデンティティについて考える項目がありました。

こちらは主観的、客観的に自分とは何者かを確認します。

自分だけの評価だけでなく、友だちや家族とペアになって自分の特徴について客観的に分析します。

その後は自分が出来ることと自分がしたいことをいくつかの質問に答えながら考えていくという形になっています。

ザックリと紹介しましたが、よくよく見ていると、日本の就活で使われる自己分析本に乗っているような内容がかかれていました。

したがって、自己分析の方法に関しては日本とノルウェーとでは違いはあまりないと感じました。

3.就活シーズンの違い

日本の大学では在学時に就職活動を行うというのが一般的です。

そのため、大学3,4年生にもなればインターンシップに参加したり、会社説明会や面接に参加して内定をもらっていきます。

さらに、日本では就活の時期があります。2017年4月10日改定の日本経済団体連合会(経団連)の採用選考に関する指針では広報活動の開始を3月1日以降、選考開始を6月行こうと定められています。

新卒というブランドを持っている間に就職する方がより一流企業につくことが出来ると言われています。

そのため、既卒の就活は時に厳しくなると言われることもあります。(もちろん必ずしもそうとは限らないです。)

企業も新卒生という、社会経験が少ない人を採用してそれぞれの企業の色に染めるよう教育出来るというメリットがあります。

一方でノルウェーでは、特に決まった採用時期は存在しません。日本のような新卒一括採用と言うシステムではありません。

卒業した後に就職活動をする人が多いです。もちろん、在学しながら就職活動をする人もいます。

高校を卒業した後にそのまま大学に進まずに就職したり、バイトをしたり旅に出かけたり、中には軍隊に志願する人もいます。

いわゆるギャップイヤーを設ける人がとても多いです。

このような経験などは全て履歴書に書くことが出来る内容になります。

ノルウェーは日本とは違い、学歴や年齢よりも何が出来るのかなど実力を重視します。

そのため、就職活動をする時期も人によって異なります。

また、仕事もコネクションを通してもらったり、SNSを活用するなど日本の就活とは違う点が多いです。

僕は正社員としてではありませんが、ブログを通して知りあった人の紹介を通して夏休みのアルバイトをゲットしました。

他には、就活サイト(リクナビ、マイナビなど)はなく、プレエントリーなどもありません。

以上のようにノルウェーの就活は日本とはかなり違うことが分かると思います。

4.CV、志望動機書、

日本の新卒n就職活動はかなり構造化されていることが分かります。

具体的に言いますと、日本では一般的にプレエントリー、会社説明会、応募、SPI、面接などのようにかなり細かく段取りが分かれています。

しかし、ノルウェーではプレエントリーやSPIはありません。

もちろん、企業によっては筆記試験を要求されることもあります。

応募はそのまま会社に持っていったり、メールなどして応募します。

僕がアルバイトを探す時は直接届けました。

応募(CVや志望動機書、成績)、面接は非常に大切になります。

CVとは日本でいうところの履歴書に当たるもので、自分の学歴、職歴、経験、資格などを記入したもののことを指します。

ここにはアルバイトからボランティアまで自分がアピールしたいことは何でも書くことが出来ます。

また、実際に学校での成績も考慮されます。

これらの内容を吟味されたうえで面接に進むかが決まります。

面接になると、人格なども見られますし、実際に業務に順次することが出来るのか鋭く聞かれると言われます。

ノルウェーの就活はかなり実力主義な市場であることが窺えます。

そのため、学業をおろそかにして就活をすることは出来ません。

以上のようにノルウェーの就活セミナーに参加しながらノルウェーの就活事情についてまなぶことが出来ました。

日本と異なる点が多いかと思います。

それでも、自己分析をして自分の職業観や人生と向き合うことは本質的な内容なので、共通していると思われます。


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コメント

  1. 大西 より:

    こんにちは&はじめまして、大西といいます。

    ブログを拝見させていただきましたが、ノルウェーでの生活が非常にわかりやすく、ためになると思いました。というのは、当方実は社会人となってから十年以上たった現在、ノルウェーの大学に進学したいと考えているからです。

    そこでうかがいたいのですが、ノルウェーの大学への進学をよく知るアドバイザーor経験者の方をご存じであれば教えていただけないでしょうか。

    はじめましてであるにも関わらずぶしつけなお願いをして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

    • hohho0720 より:

      返信遅れてしまい申し訳ございません。そしてブログを読んでくださりありがとうございます。
      ご期待に添えずすみませんが、そのような知り合いはいません。私が留学した時は主に進学先の学校に直接質問しながら進学準備をしました。その他にはノルウェー留学をされた方々のブログを参考にしながら現地での生活のシュミレーションを行っていました。